食べると疲れる

食後に疲れを感じたことはありますか?

私は頻繁に感じます。

最近は揚げ物やお肉を多く食べた時に

特に強い疲労感を感じます。

そんな時は食後の後片付けが面倒でつい後回しに。

食べてすぐにソファへ直行…。

自分がダメ人間に思えてなりません。

が、しかし、頭を中医学に切り替えてみると…


食後に疲労感を感じる人は、

体を動かすエネルギーである「気」が

少ない人。

食べた物を消化するには

気(エネルギー)を使います。

ただでさえ少ない気を消化に使うため

更に気が減ることに…。

気が減る=体を動かすエネルギーが減る→

→体を動かせなくなる

ということは、

食べてゴロリとするのは、

ぐうたらでもサボっているわけでもないんです!

「気」が少ないからなんです!

(少々強引に聞こえますが、

そういうことです)


気が少なくなる原因は

いくつかありますが、

私の場合は、

子供の頃から脾胃(胃腸)が弱く

しょっちゅうお腹をこわす上に、

甘い物が大好きなことが考えられます。

気を作り出すのは

脾胃(胃腸)です。

脾胃が弱ければ、

気を作り出すことが出来ません。

また、脾胃は甘い物を摂り過ぎても

働きが弱まります。


そんな人は、

気を補う食材、

気を作り出す胃腸の働きを良くする食材、

そして出来るだけ消化の良い食事が

適しています。

脂っこい物、甘い物、冷たい物、

繊維が多く消化に時間が掛かる物などは向きません。

(私はおやつをやめなければいけません 涙 )

(少し話が逸れますが、

脾胃が弱っていると甘い味の物が

食べたくなるそうです。)


ご飯は太るからと敬遠される方も

いらっしゃいますが、

お米には、気を補う、

胃腸の働きを良くする、

などの効能があります。

適量を、そして疲労が強ければお粥にして

お米を食べてみてください。

調理方法はお粥の他に、

味噌汁などのスープや煮込み料理が適しています。


適した食材のお話はまたの機会に…。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

Cook & Bake Kamakurayama

鎌倉山の薬膳教室

0コメント

  • 1000 / 1000